「今やる」を実現する超簡単な方法
ゼロから始めるノック生活、どうもnockです。
今回は「今やる」べきことがあっても、気づいたら他の事をやってしまう…そんな悩みを簡単に解決する方法があったら素敵だと思いませんか?思いますよね?
そんな方法ありました!それをこれからご紹介させて頂きます。
「今やる」が出来ない原因
何かを始めようとした時、部屋が散らかってるから部屋の片づけを開始して、気づいたらもう夜なんて耳にタコができちまうぜ!ってほどに良く聞く話ですよね。
それでも皆さん、性懲りもなく部屋をペッカペカーにするまでやるべきことをやらないなんてことありませんでしょうか。
そうなってしまう原因は2つあります。
- 「やるべきこと」よりも、「気になること」に意識が向く
- 事前に想定していない「気になること」に対処できない
ここで重要なのが、1つめの ”やるべきことよりも気になることに意識が向く” に関しては対処が容易だということです。
1つめの原因への対処が容易なせいで、2つめの ”事前に想定していない気になることに対処できない” という落とし穴にはまっているケースが非常に多いのです。
例えば、
「勉強をしよう!」→「だけど散らかっているから掃除してからにしよう!」
であれば既に対処できている方が多いのではないでしょうか。
所謂「勉強しようと思うと掃除がしたくなる」と認識している、または痛感されている方なんかは、気を強く持つだけでも勉強を開始できるはずです。
しかし、
「勉強をしよう!」→「っとこのプリントはなんだ?大事なものか?」
という状況になると、気付いたら何十分も過ぎている…となってしまう方が多いはずです。
これは予期していないだけに、どうにもこうにも意志だけでは対処しにくい傾向にあります。
じゃぁどのように対処すればいいのさ!をこれから解説します。
「今やる」こと以外は何でもボックスにしまう
この方法を知ってるー!という方は多いかもしれませんが、重要なのはこの先ですので引き続きお読みください。
まず、少し大きめな箱を用意してください。
百均で購入されたものでも良いですし、宅配物の箱でもなんでも良いです。但し、少し大きめな箱のほうが良いでしょう。
そして「今やる」こと以外の気になるものは、用意した箱にパパッと入れてしまい、確認するのは後にします。
そしてここが重要です!
「もし気になるものがあったら箱にしまう」といった行動を予め肝に銘じておきましょう。
これは if-thenプランニング といって、科学的にも有効性が認められている手法のひとつです。
これを決めておくことで、気になるものは一旦排除して、やるべきことをやる。
どうしても気になるものを箱に閉まったのであれば、「もし勉強が終わったら箱の中身を仕分ける」などのように決めておくことで、更に目の前のやるべきことに集中しやすくなります。
いかがでしょうか?とても簡単ですよね?
とここまでは良くある話が中心でしたが、次は箱を使った応用編に進みたいと思います。
「箱(一時空間)」を使った応用技術
例えばパソコンで作業をするときなんかにも、気付いたら別のことをやってしまっていることがありますよね。
そういった状況に対する対処法などを紹介します。
逆に「今やる」を箱に集める
パソコンはフォルダ構成となっていて、フォルダの中にフォルダ、フォルダの中にファイルと、既に箱がいっぱいな状態です。
そのため、ここではあえて「作業用の箱(フォルダ)を作る」と良いでしょう。
「もし作業をする場合はこのフォルダにファイルを配置する」というif-thenプランニングを行っておけば、作業に集中しやすくなりますし、コピー等してファイルを再配置するのであればバックアップなんかにも役立つこと間違いなしです。
ちなみに僕の場合は今日の日付フォルダを作成して、バックアップとして数週間残していたりします。
感情も一旦収納できる
これは箱とは違いますが、今の自分の感情をノートに書きだしてみましょう。
イライラして集中できないのであれば「〇〇にイライラする」等とノートに書いてみてください。
すると自分の感情を客観的に見ることが可能になり、気持ちに整理がつきやすくなります。
それでもイライラどうしようもない!!
そんな時には、「今やる」ことの後に、イライラする時間をスケジューリングしてください。またはif-thenプランニングで、「勉強が終わったら自分の気持ちと向き合う」とかってルールを設けても良いですね。
例えばどうしてもイライラするという感情というのは、別の視点から見れば「自分にも言い分はある」とか自己弁護の気持ちが働いていることが多くあります。
そういった時に「イライラするのをやめる」という行為は、言うなれば自己弁護を放棄するのと同じようなものです。
無論人間は自分の正しさを誰かに分かって欲しいとか、自分は悪くないと思う自己弁護の気持ちを重要視しますから、なかなか感情の切り替えを良しとしない思いが働き、結果いつまでもイライラしてしまいます。
であれば、「俺が悪いって認めた訳じゃねぇからな!覚えとけよ!」位の気持ちで「今やる」ことの後に自分と向き合う時間をスケジューリングしておけば、一旦感情を手放してあげることも容易になるのです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
一般に、箱(一時空間)に仮想物や感情までも仕舞えるといった話は聞きませんよね。実際に本記事の応用部分の考えは、箱にしまうだけのテクニックを抽象化して考えたり、心理的なテクニックを組み合わせたことによる副産物的なテクニックになります。
物事って何かひとつを取るにしても、ほかの技術や手法を組み合わせたりすることで、色々と応用が効くんだなーと日々実感しております。
さすがに「疲労」とかを箱に仕舞うことは叶いませんけどね。
(ある意味レッドブルーとか飲めば多少は仕舞える…?!)
そんなこんなでこれから何かを始める人、始めるにあたって挫折していた人なんかのお役に立てれば幸いです。
なんつったって「ゼロからノック」のブログなので、nockは何かを始める人を応援しておりますので。(笑)
それでは、明日もゼロから気軽にノックしてみてくださいませー。