【復習】勉強の効率を上げまくる復習方法
せっかく勉強するのであれば、効率あげまくって無駄にしたくありません、どうもnockです。
本日は勉強の効率を上げまくる復習方法を紹介していこうと思います。
ちなみにこの方法、勉強を頑張るお子さんに対して親が手伝ってあげられる方法でもあるので、子育ての一環として取り入れていくのも大変宜しいかと思われます。
復習は勉強の直後に設ける習慣を作ろう!
結論から先に申し上げると、復習は勉強の直後に設けると良いです。
復習の方法は、その日勉強した内容から5~7個ほど記憶から書き出す、または誰かに伝える。
これを5~10分程で行うだけで、勉強の学習効率が上がります。
親がお子さんの勉強を手伝ってあげるのであれば、勉強する前に「勉強したことを後で教えてね」と伝えることを習慣化してあげてください。
んで何故このような習慣を作ると良いかというと、
勉強の後に思い出す、または誰かに伝えることを意識すると、
「紙に書き出さなきゃいけない」とか
「ママに教えてあげなくちゃ!」といった意識が働くため、
勉強するときのインプット力が格段に変わってくるからです。
最初は1つ2つとか、それくらいのことしか勉強した内容を思い出せなかったりするかと思いますが、
習慣的にアウトプットしなきゃいけないと思って意識していると、次第にこの思い出せる数というのが変わっていきます。
なので復習を取り入れ始めた最初の時期は、1つや2つしか思い出せなくても気負いしないことが大切になります。
「1つや2つしか思い出せない…自分はなんてダメなやつなんだ!」と毎回気負いしていると、
『学習性無気力』という状態になり、
「頑張ってもどうせダメだ…」とか、無気力な状態を学習していくようなことになってしまうので、まずは焦らず急がずやってみようじゃぁありませんか。
復習を取り入れた時の脳の働き
復習が大事だよーなんていうのは誰もが「そりゃそうだろね」と思われることです。
なので復習は勉強直後にやると良い理由を脳の働きの観点からも説明します。
まず勉強をすると、勉強した内容は脳の『海馬』という部分に短期記憶として蓄積されます。
ですがこの『海馬』というのは記憶できる容量が少ないので、一度に多い人でも7個くらいまでしか覚えられません。
そのため、勉強直後の復習では多くても5~7個ほど学んだことを話せる状態がベストになります。
更に言うと、短期記憶は最長でも2週間前後くらいしか覚えていられない上に、勉強直後からドンドン忘れていきます。
よく『エビングハウスの忘却曲線』を用いて
「人はこのように忘れていくのです」といった説明がありますが、聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
短期記憶というのは、まさにこのエビングハウスの忘却曲線に沿ってドンドン記憶からなくなっていくものだと思ってください。
なので学んだ内容が忘れ去られていく前に、誰かに伝える等のアウトプットを行うことによって、学習した内容の整理整頓し、より覚えやすい状態に保っておくと良いということになります。
更に更に、この短期記憶に情報を蓄積するために必要な条件として、学ぶ内容をより重要な情報だと認識させてあげる必要があります。
『【子育て】赤ちゃんの脳が凄すぎる話』でも書いた通り、人はより重要な情報を脳に留めるように作られており、重要でないと判断した脳の神経細胞は減少してしまうからです。
ということから、「この勉強した内容を誰かに伝える」ということ前提に意識的に勉強を行うことによって情報の重要性を高めて、更に記憶に定着させようという目論見です。
以上の観点から、勉強直後に復習を行う習慣の有効性がお分かり頂けましたでしょうか。
更に更に更に、短期記憶を長期記憶として残すための話を次の章でお話します。
分散学習で短期記憶を長期記憶にする
勉強直後の復習で、ただ学習するよりもより記憶に残りやすい情報になることが分かりました。
ですがこれだけでは100点満点とは言えません。
ここでは、更に記憶に定着させたいぜ!という方向けに、更に踏み込んで、短期記憶から長期記憶にしていくための方法について記載します。
前述した通り
短期記憶は『海馬』という脳の部位に情報が蓄積されます。
この蓄積された情報を長期記憶として残すためには、『大脳新皮質』という脳の部位に情報が蓄積されていく必要があります。
じゃぁどのように『海馬』から『大脳新皮質』に、短期記憶から長期記憶になっていくかというと、
『海馬』で保った情報の中でもより重要性の高い情報が『大脳新皮質』に移っていくことで長期記憶となります。
じゃぁどうすれば重要性を高めることが出来るかというと、『忘れそうな時に思い出す』といった作業を行ってあげます。
こうすることにより脳は
「おっといけねぇ、これは忘れちゃいかん情報だぜ!」→「長期記憶に移しておくか!」
といった感じで情報の重要性を高めていきます。
そこで重要となるのが、『分散学習』です。
これは忘れそうな時に復習し直すことによって記憶の定着率をあげるための学習方法ですが、あまり踏み込むと結構面倒臭いものなので、次のように行えば大変宜しいかと。
勉強した日から数えて
- 2日後に復習
- 2週間後に復習
- 2か月後に復習
このように、復習するたびに復習するまでの期間を延ばしていきます。
1回あたりの復習時間は5~10分等の短い時間で結構です。
こうすることによりかなりの情報が長期記憶として定着していきますので、記憶の定着を確固たるものにされたい方はお試しくださいませ。
※ちなみに分散学習の理想的な間隔は『1:5』だという話がありますが、厳密に行おうと思うと計算とかが必要になってきて面倒なので、上記の方法を推奨しています。
ということでだいぶ長くなりましたが、是非とも勉強効率を上げるのにお役立てくださいませませ。
ちなみに僕は分散学習は面倒臭いなーと思っている人間 なので(←ぉぃ) 、勉強直後の復習を取り入れていこうと思う次第であります。
それではー!