不登校だった自分が今一般的に生きられる訳

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中学では不登校、高校では中退し夜間高校に通ったりで6年間の高校生活をenjoyしました、どうもnockです。

僕自身が不登校だったり、高校を中退→夜間高校で計6年間通って、大学に進学していない、そんな僕が今一般的に家庭を持ち、一軒家を買い、とりあえず不自由なく生活できている理由についてお話して行きたいと思います。

自分の好きを活かせる仕事に就けば問題なし

こんな低学歴な自分がなぜ一般的な給料を貰って、不自由なく生活を送れているかという答えとしては、自分が持っているスキルを活かせる仕事に就けたことがあげられます。

じゃぁその自分が持っているスキルは何かといいますと

  • タイピングのスピードが速い
  • パソコンを長時間触っていても問題ない
  • 16進数等の普段使う10進数以外の数字の概念がある

といったところで、これは不登校だった中学生の時に身に着けたものです。
どのように身に着けたかというと

  • ネットゲームでキャラクターが死にそうになりつつもチャットをしていた(=タイピングスピードの向上)
  • レベル上げには長時間の作業が必要(=長時間パソコンを弄っていられる)
  • 家庭用ゲーム機でLv99などのチートを行う(=16進数等が扱える)

みたいな感じで身に着けてきました。
ちなみに最後のチートというのは、僕が小中学生の頃はプロアクションリプレイというチートツールがありまして、怠惰な僕は『俺TUEEEEE!!』を得るために、キャラのLvを弄ったり、攻撃受けてもライフゲージが減らないみたいなチートを行っていたので、その知識を身に着けた感じになります。

んで、これらを活かせる仕事というのが結論からいうとプログラマーの仕事で、プログラマーのイメージって

  • むっちゃタイピングしまくってる
  • 長時間パソコンと向き合っている
  • 小難しいプラグラムを書きまくっている
  • 労働時間が長い

みたいなところじゃないでしょうか?
実際は働き方改革で『労働時間が長い』というのは必ずしもあっていないのですが、他の要素については大まかに合っているものと思われます。

つまりここで言いたいことというのは、『不登校だったとしても自分の好きな(または得意な)ことを活かせる仕事であれば、少なくとも一般的なレベルには到達できるよ!』ということです。

「でも自分は経験がないから…」と思う方もおられましょうが、僕も未経験でプログラマーの仕事に従事しております。(ぶっちゃけチートとプログラマーはほとんど関係ない)
例えどんなに勉強していたとしても、実務経験や学歴が無ければ結局は未経験として扱われるので、気にするだけ損とも言えましょう。

但しどうしても学歴とかが面接に響いてくることがあります。
その面接をどのように乗り越えていくかを次章で考えてみましょー。

面接は結局のところ『人対人』

不登校だと学歴の問題から、面接で落とされてしまうんじゃないか?と思うことは世の常です。

実際僕もそのように思っていましたし、不登校だった時は将来の不安を抱えてゲームをしていた状況で、イライラしつつもゲームで楽しんでいたような人生でした。

が!ですが!です。
僕就活を初めて1社目で採用して貰えたんです。

内心では「え?大学生でも内定貰えない時代ですよ?僕で良いんですか?」と聞き返したくなるほどの驚愕でしたが、後日面接官の人と話をしていたところ「ポテンシャル採用だよ」って言われました。
「ポテンシャル採用?」どういうこと?

僕は就活でハローワークを通して面接を受けたのですが、僕が最初に入社した会社では原則ハローワークから応募してきた人は採用をしていなかったらしいです。
何故かというと、生活保護を貰いたいがために就活をしている人からの面接や、やる気やモチベーションの無い人が凄く多かったことから、採用するに値する人がいなかったからという理由でした。

そんな中、目をキラキラさせて「勉強期間が2週間くらいであまり長くないですが、プログラムを少し勉強してきました」という姿勢や、自分に不利になるような情報を提示しているにも関わらず「こんな僕ですが、貴社が自分の理想に合致する素晴らしい会社なので、どうしても貴社で頑張らせて頂きたいです!」といった発言や意気込みから、採用に至ったお話をお伺いしました。

実際面接の時には、面接官だけではハローワークからの応募者を「採用する!」という意向を判断できなかったようで、課長を呼んでもらった上に課長と簡単な面談をしました。
これも後日談ですが、当時の課長から言わせると「お前(面接官)が採用したくなった理由が良く分かる」と話してくれていたみたいで、やる気や活力に満ちた人のポテンシャルの重要性が、比較的万人受けする能力なのだと知ったのです。

つまり、「何が何でもこの会社で仕事がしたい」という思いを言葉で相手に伝えてあげられるのであれば、学歴や能力以上の期待を持って採用して貰えるということです。

どの仕事に就いたってある程度の大変さは当たり前。
そんな中でも「どうしてもこの企業で働きたいんだ!」という思いを持って面接すれば、比較的スムーズに就職できるでしょう。
ちなみにこのコミュニケーション能力は、ときめきメモリアルで身に着けたのでした(笑)

んで、もし採用を貰えたのであれば、採用してくれた人には感謝するべきです。
そんな低学歴な自分が採用してくれた人の期待を裏切りたくないですからね。
んでその期待を裏切らないように働いていけば、おのずと給料だって上がってきます。

期待を裏切らないように働いた給料はどれくらいか(nock換算)

んじゃぁ、そんな面接官に感謝する思い、強いては採用してくれた会社に感謝する思いで誠実に働いていけばどれくらいの給料が貰えるでしょうか?

それは職種による、これに尽きてしまうのですが、僕がプログラマーとしてその会社でどれくらい貰えるようになったかをお話します。

まず最初の研修期間については、交通費込みで10万円台でした。
研修期間中にお金を貰える企業ってどれくらいあるのか知りませんが、勉強しながらバイトよりも良い給料を貰えていたのですから、感謝感謝でした。

んで研修あがったあとはイキナリ『6万UP!!』
通常3カ月で研修を上がるところ、簡単な案件があってそこに現場入りしたためいきなり『6万UP』です。
23歳にしておっほおっほ驚愕です!!

そsて更に2年目にして『3万UP!!』
当時24歳か25歳だったので、一般的に貰えるくらいになりました!

んで更に3年目にして『3万UP!!』
いやーもう結婚できるわ!と家庭を持つくらいには貰えるようになりました。

んで更に4年目にして『5万UP!!』
キャー!幸せな家庭をenjoyできるレベルやんけ!と。
この頃には持ち家を購入していたため、そこまでenjoyできるレベルではありませんが、今のご時世で会社勤めで26歳くらいにしては中々の収入かなーと思えるレベルです。(と思ってます)

んで更に5年目にして『3万UP!!』
ここまでの昇給額が20万円以上なので、昇給額だけでバイトを必死に頑張ってる方と同じくらい貰っている状態ですね。

とまぁこんな感じでグングンと昇給できた訳ですが、結局は『面接官の人の期待に応える』ために『現場の期待に応える』というプロセス踏んでいくことで、『現場から良い評価が貰える』→『社内での評価が上がる』といったプロセスに繋がり、段々と給料が上がった次第であります。

『情けは人のためならず』と言いますが『誰かの期待を裏切らない』も人のためではなく自分のためになります。
もし今不登校の人だったり、学歴が低いから卑下している人だったり、自分に自信が無いと思われる方だったりしても、
まずは次のように行っていくと、能力も向上しお給料も向上するというサイクルになるので、試してみてはいかがでしょうか。

  • 就職したい企業に就職するため、企業への期待値や自分のモチベーションを伝える!
  • 採用して貰えたなら、採用してくれた人に感謝し、採用してくれた人の期待に応える努力をする!
  • 採用してくれた人の期待に応えるために、実際に働く現場への期待に応える努力をする!

ということに尽きるでしょう。
とにかく感謝感謝して、期待に応えられない分は努力することです。

そんなこんなで今不登校で挫折してしまっている方でも、今好きなことに熱中しつつ、自分の好きなことや得意なことを増やしていきましょう!

学校に行けるなら行くべき

「んじゃ学校なんて行かなくていいや!遊びまくろう!」と思われる方がいても困るので、一応念のため書いときます。

学歴や学校で学べる知識は得ておくことに越したことはないです。
何故かというと、自分が心から入社したいと思える企業が、学歴や知識を見ないとは限らないためです。
寧ろ学歴や知識を見ない企業のが今のところ少ないんじゃないでしょうか。

仮に入社できたとしても、周囲の人々はちゃんと学校で勉強して社会に出た方ばかりなので、『え、そんなことも知らないの?』と思われることが多くなります。
勿論そのことがきっかけで、たとえ業務はちゃんとこなせていたとしても「アイツはバカだ」というレッテルを貼られることもありますし、色々とマイナスな状況が生まれることはあります。

そういったことからも学校に行くことのメリットは今のところ多大にあると言えるでしょう。
なので行けるのであれば学校にはちゃんと行くべきです。

但し!
いじめられて辛い思いをしていたり、
うつ病で学校に行けない方もおられましょう。
そういう方は「でも学校に行かなきゃ将来が…」とか無理に気負わなくて大丈夫ですということを、本エントリでは伝えたいと思っています。

実際僕が「学校に行ってないからヤバイ…将来どうにもならなくなっちゃう…」と不安を抱いていたのも事実ですので。
そういった方の不安が少しでも拭えたり、しばらくしたらまた頑張ってみよう!と思えるきっかけになれば良いなぁと思っております。

とまぁそんなこんなで、これからも宜しくお願いしますー!

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