努力してるのに面接で落ちる原因
どうもnockです!
久々の更新でかれこれ1年以上経過しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のテーマは「努力してるのに面接で落ちる原因」についてです。
僕は今までの人生で、「ここに通いたい!」「ここで働きたい!」と本気で思った面接では、一度も落とされたことがありません。
学歴も学力も低い、字が綺麗な訳でもない… そんな自分が進学、バイト、就職で困ったことがないのは、
面接官に好印象を持ってもらえたから、言い換えれば面接が得意だからです。
まず、今までの実績は下記通りとなっています。
- 倍率2.8倍の高校に合格
- バイトの面接で落ちたことはない
- 音楽事務所に合格
- 就活では1社目で即採用(フリータから、未経験でITエンジニアになる)
- 転職も1社目で即採用(フリーランス契約 or 正社員 で正社員を選ぶ)
最初は運が良いだけだと思っていました。
しかし友人の面接時の態度を聞いて考察したり、どういう所で採用しようと思ってくれたのかを面接官に聞いたことで、段々と「なぜ合格したのか」の法則が分かるようになりました。
なぜ合格したか、今回はその理由、やってきたことなど、ご紹介させて頂きたいと思います。
面接は自分の期待値を表現する場所
あなた自身が、面接を受ける学校や職場に対して、どの程度の期待値を持っているのか。
それを表現しないことが、あなたが面接で不合格となる原因かもしれません。
自身が持つ期待を表現しないことには、面接官に対してどれだけ本気で挑んでいるのかが伝わりません。
なぜ期待値を表現することが重要なのか。
それは期待値を表現することで、合格した未来の自分の姿を想像させられることにあります。
まずは面接官の気持ちになって考えてみましょう。
面接官は人間なので、自分が合格させた相手が起こしてほしくない問題、これは絶対に頭の中にあります。
それは次のような点です。
- すぐに辞めないか
- トラブルを起こさないか
- 言葉のキャッチボールができるか
- 嘘をつかないか
面接官は人を見る仕事です。
そんな仕事なのに、上記のような問題を起こされたら「お前が採用した奴、またやらかしてるぞ」って言われてしまうんです。
一番の責任を負うのは勿論当人ですが、面接官として「見る目がない」と判断される=仕事ができない人、となってしまいますよね。
だから極力、上記のような可能性を秘めていそうな人は採用しません。まぁ当たり前ですね。
まずは責任を全うする、頑張り切る旨を伝えておくべきでしょう。
では「この会社だからこそ、どうしても働かせて欲しい」と期待を膨らませる人が来たら、どうでしょうか。
まず期待するということは、少なくとも既に自分の中で「もしもこの会社で働いたら」という IF のケースが考えられています。
その IF のケースを伝えられると、今までの実績ではなく、これからの予想に頭が切り替わりますよね。
面接官が心配するのは「今まで」のことではなく、「これから」のことです。
「これから」のことを話されない限り、「これから」のことは「今まで」の実績で予想するしか答えが出せないのです。
だからこそ期待する事柄をしっかりと伝えることが必要なのです。
つまり、自分自身の期待が、自分自身のこれからを予想させる材料になる訳ですね。
但し、現実とかけ離れすぎた期待はNGです。かけ離れた期待は即座に否定されます。
常識の範囲を超えない期待であれば何でもOKです。
実際に僕は「お酒が好きなので、ラウンジで夜景を見ながらお酒を飲めるってところも、すごく魅力に感じました!」なんて仕事以外の話をして合格しています。
なので、必要なことを纏めると
- 会社(または学校)のPRを見て、 どこを売りにしているかを確認する(ここで期待が生まれる)
- 責任を全うする覚悟を伝える(やり切る覚悟を見せる)
- 魅力に感じた内容は全て期待を込めて話す
このようにすることで、少なくとも面接官が持つ最低限の不安要素はなくなります。
不安要素=マイナスなので、マイナスがなくなれば、後はプラスを足していくことで合格に近づきますよね。
面接で自分のマイナス要素もプラス要素として伝える
自分のマイナス要素って、考えるといくらでも出てくることありませんか。
それって、大抵のことはプラス要素に切り替えて伝えることが可能です。
ここではどのように切り替えられるかをケースバイケースで書いていきますね。
大抵は改善態度を見せる内容ですが、ものによってはそのまま仕事に活かせることもありますので、自身でも少し捻って考えてみてください。
【マイナス要素】朝、早起きするのが苦手
【⇒プラス要素】今までは早起きが苦手だったのですが、御社を受けると決めたころからずっと朝5時に起きて勉強してきました。
【マイナス要素】物覚えが悪い
【⇒プラス要素】物覚えが悪いため極力メモを取ることで改善しています。そのおかげが、周囲の方が忘れていることでもメモを見返して伝えてあげることがあります。
【マイナス要素】面倒臭がり
【⇒プラス要素】もともと面倒臭がりな側面があるのですが、そのおかげでプログラミングが上達した経緯があります。今では面倒な作業はツール化し、同時に効率化を図れています。
【マイナス要素】飽き性
【⇒プラス要素】分野問わず様々なことに挑戦してきました。
【マイナス要素】遊んでばかりいる
【⇒プラス要素】例えばゲームをやっている時、友人などに比べて熱中している時間が長いです。プログラミングをやっている時も同様で、少し勉強しようと思っていたのが、気付いたら3時間勉強していることがあります。
【マイナス要素】不登校だった理由がネットゲームだった
【⇒プラス要素】当時不登校になったのは、ネットゲームに夢中になったからでした。ただそこで、戦いつつチャットをすることを繰り返していたら、タイピング速度が凄くあがったんですね。タイピング速度が速いことでトライ&エラーを繰り返すことができるので、プログラミングに関しては他の方より学習速度は速いです。
僕の仕事上、プログラミングの話に偏りがちでしたが、いかがでしたでしょうか。
実際面接でも、言い回しが少し違うながらも同じようなことを伝えて合格しております。
くだらないことでも、点と点が結びついたり、実は良い面があったり、または改善したり。
その全てはあなたの財産です。積極的に活かすと良いと思います。
余談ですがゲーム好きな方って、RPGで謎解きしたり、効率の良い攻略方法を見つけることで段々ゲーム脳になってくるじゃないですか。
あれってむちゃくちゃ頭良いなとか、頭柔らかいなって思うことが多々あります。
多分それを活かせる仕事とか、そういうのがいっぱいあるんだろうな、と。
面接に落ちる人は難しく考え過ぎていることが多い
マイナス要素を減らして、プラス要素を増やしたら、後は相手とのキャッチボール、つまりコミュニケーション次第です。
面接を難しく考えすぎる方は恐縮し、自分の考えを発信できなかったり、相手の考えを受け止められなかったりします。
それは、自分のことばかりで頭がいっぱいになって、相手に意識を向けられていないからです。
「言われたこと」「聞かれたこと」に応えることが一番優先することだと肝に銘じましょう。
面接に落ちる方を見ていると、大部分は次のような方であるとお見受けします。
- 緊張して物事が上手く伝えられない
- 自分の将来設計の話ばかりする
- 声が小さかったり、ハキハキ受け答えできない
- 笑顔が無い
順に行きます。
緊張して物事が上手く伝えられない人は、難しく考え過ぎています。
自分の行動云々よりも「言われたこと」「聞かれたこと」に結論+理由の形で応える意識を上げると良いです。
とはいえ僕も仕事中に上手く伝えられないことがあるので言えないのですが、要は相手が何を言っているのか、それを理解するために全集中しましょう。
意識が高くなれば、「はい・いいえ」や「そうです・違います」など結論から「理由は~」と伝わりやすい形で説明することが可能になると思います。
ただどうしても緊張して、言葉に詰まってしまったという時は、素直に「すみません、緊張で詰まってしまいました(笑)」と伝えましょう。
笑いが少しでも含まれれば◎、緊張がほぐれやすくなります。
時間稼ぎにもなるし、相手によっては優しい言葉をかけてくれたりと、悪いことは決してありません。
自分の将来設計の話ばかりする人は、難しく考え過ぎています。
自分を売り込むのが面接の本質であることは確かです。
ですが、よっぽどしっかりとした将来設計が出来ていない限りは、好印象を得られないと思います。
というのも、大抵の人は他人の将来に興味はありませんし、その将来設計で自分の会社(or学校)にどういった利益をもたらせるのかを知りたい訳です。
期待を伝えることは大事ですが、自分の会社(or学校)に関係のない部分の話をされても、決して興味は湧きませんよね。
つまり、人 対 人 なのだから、相手に興味を持たれない話はいくらしても無駄なのです。
将来設計はザックリと話し、もっと今の時間軸に近い予定等を詳細に伝えるのが良いと思います。
声が小さかったり、ハキハキ受け答えできない人は、難しく考え過ぎています。
大体は緊張のせいで表情が強張り、能面で面接されている方だと思います。
表情が変わりにくい人は感情が読みにくいため、自然と怖い、または暗い印象を相手に与えます。
そこに更に声が小さいと来たら、相手は幽霊と遭遇しちゃったような気分だと思います。
声を大きくするコツは、相手よりも後ろの場所に声を届けようとすること。
自然と今より声が大きくなるので、是非お試しください。
最後、笑顔が無い人は、難しく考え過ぎています。
緊張しすぎている場合は笑っちゃいけない気持ちになることがありますが、笑顔は良い感情の象徴なので、笑顔を向けられて不快になる方は少ないです。
よって笑顔が無くても相手に真剣だと思わせる眼差しを向けられる人以外は、原則笑顔は必要だと思ってください。
但し笑顔といってもあざ笑うのは止めて下さいね、顎を上げすぎないように。
笑顔になることは相手には勿論のこと、自身にも多大な影響を及ぼします。
緊張した筋肉がほぐれたり、代謝があがったり。
そういったことを考え、
入室後の挨拶時は緊張解しでスマイル、
面接中の間、30分以上など長くなることもあるのでクールダウンでスマイル、
退出前の挨拶時に最後の印象をよくするためスマイル…
と、少なくとも3回は笑顔になることを目標とした方が良いでしょう。
また、常に笑顔でいることは不自然なので避けてください。「薬も飲みすぎれば毒となる」です。
いかがだったでしょうか。
僕は学歴が低いため勉強面ではあまり自慢できることはありません。
学歴が低いというか、あまり興味を持って勉強してこなかったから、です。
そのため、不自然な言い回しや、論理的におかしい点がありましたらご指摘頂けると幸いです。
人の好感度も、お金の収支も、様々なことは考えが共通します。
マイナス要素を無くして、プラス要素を増やせば、幸せになれるということです。
面接も幸せを掴むために受けることだと思います。
どんどんチャレンジして、幸せを掴み取りましょう!