限られた時間で勉強やタスク管理をこなすためのトリアージテクニック
コンコンコン、どうも、nockです。
今回はトリアージテクニックと呼ばれる優先度を選別するテクニックを使って、勉強やタスク管理を効率よくこなそーというお話です。
まずまずトリアージとは
大事故や大災害の時、病院などの医療現場では医者の数では到底対処しきれないほどのけが人を見ないといけません。そんな医療現場で誰をどのような順番で治療するべきか、医薬品や治療器具は誰に優先して使用するべきか等の選別をしないといけません。この選別をトリアージと呼びます。
トリアージでは、トリアージタグという4色のタグを使用して、一目見ただけで優先度が高いか低いかを判断できるような仕組みになっております。
各色は「黒」「赤」「黄」「緑」となっていて、それぞれのタグは次のような意味を示します。
- 「黒」:亡くなっているため救出できない
- 「赤」:一刻も早く治療が必要
- 「黄」:早めの治療が必要
- 「緑」:治療は必要だが緊急性がない
このようにすることで、医師が一人の患者の治療を終えた後、パッと周りを見渡すだけで次はどの患者を治療するべきかの判断がくだせるようになります。
日常生活でのトリアージテクニック
トリアージはとてもシンプルな仕組みではありますが、とても合理的な優先度の選別方法です。
ではこれを仕事のタスク管理や、勉強に活かすにはどのようにすれば良いでしょうか。
タスク管理
ここでは具体例として、結婚式の招待状が届いたことを例に考えてみましょう。
結婚式の招待状が届いてから当日までに必要なタスクは次の通りとします。
- 招待状の返信をする
- スーツを新調する
- 余興のための準備をする
- 式場の場所を調べる
- 出席する
上記のようなタスクがあると仮定した時のトリアージは次の通りです。
- 「赤」一週間以内に対応
- 招待状の返信をする(相手の準備があるため早めに返信する必要がある)
- 「黄」一カ月以内に対応
- スーツを新調する(オーダーメイドの場合採寸、発注の後届くため、早めに対応が必要)
- 余興のための準備をする(余興内容の決定や練習時間確保のため早めに対応が必要)
- 「緑」当日までに対応
- 式場の場所を調べる(当日までに対応すれば何時に家を出るべきか等決定できる)
- 「黒」対応不要
- 出席する(当日しか対応できない)
このように色付けをしておくことで何から着手をしていけば良いかが明確化されます。
勉強
勉強ではどのように使えば良いでしょうか。
例えば試験勉強をしている時、「この問題は良く出るから必ず覚えよう!」みたいなトピックとかってありますよね。
そういったものを目印に各色のマーカーペンや付箋紙を使ってトリアージするのはいかがでしょうか。
- 「赤」試験当日までに必ず復習する(ここは良く出る!みたいなポイント等)
- 「黄」試験当日までに復習する(ここは良く出そうだなと思うポイント等)
- 「緑」できれば試験当日、できなければ試験後でも(今後実務などで使いそうな知識等)
- 「黒」トリアージ自体不要
勉強でもこのように色づけしておけば、仮に時間が足りなくて勉強量が不足していたとしても、「赤」の良く出るポイントを押さえたおかげで合格できた!とか、「黄」までやったおかげで満点に近かった!とか、効率の良い合理的な選択ができるはずです。
おわりに
優先度の選別に使えるトリアージテクニックはいかがでしたでしょうか?
僕もここ最近は仕事に追われるがままみたいな生活をしてしまっていたので、トリアージテクニックを行使しつつ物事をしっかりこなしていこうかと。
ちなみにWindows7とかってデフォルトで付箋って用意されていませんでしたっけ?
今使ってるのがWindows10なんだけど、パッと見た感じ見当たらないなー。
まぁ今の世の中付箋アプリなるものも沢山出回っていますからね、それ使ってみよう!うんうん!
【2019/03/07 追記】{
Windows10の付箋は「Sticky Notes」と名称が変更されたようです。
なんか付箋の検索機能とか、文字の装飾機能(太字やアンダーバー付与など)も分かりやすい感じでついていて中々良さげ!
}
ということで、まったねー!
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